9.15 新作打ち合わせ
2005年 09月 16日
先日「ダ・カーポ」でやったのは自分が一番好きな本ということだったんだが、ぼくが選んだのは北杜夫「どくとるマンボウ航海記」だった。書くにあたり、またまた読み返し、やはりおもしろくて、ここ数日持ち歩いている。自分はこの本に影響を受けているなあ、と思える本、みんなはどんなものがあるんだろうか?
午前中に仕事場まできてちまちまと作業。ヘイ・オン・ワイ取材でお世話になった木島タイヴァース由美子さんから、著作が届いていた。
「イギリスの小さな村を訪れる歓び」(インデックス・コミュニケーションズ)。
ぼくは、イギリスについては、この方にお願いすればokだねと思っていて、イギリス好きではないけどまたいきたいと考えてしまう。取材において、いい出会いはありそうでなかなかないので大事にしたい。
ダ・ヴィンチで、本を売り込む企画をやったとき、この作品をいろんな出版社に持ち込んだのだが、内容的な評判は良かったものの「アートっぽいですね」ってことで「商売にならないから」断られたものだ。
その悔しさもあるし、出版社では二の足を踏む好企画をカタチにするのが北尾堂なのであるから、ここはひとつウチでということになったわけだ。
丸奴さんはいろんな活動をしている人で、メインはダンサーってことになるのかな。年末までの時限グループ「煩悩ガールズ」の一員でもあるらしい。メンバー108のうち100人がオスカーに所属するモデルで、8人がニューハーフ。丸奴さんは後者の一人である。
今日は顔合わせがてら、どんなデザインで行くかということについて相談する。すでに原稿はあるので、あとは制作費との兼ね合いになる。今回もいい本にしたい。
米谷さんの事務所を出て、ドトールでお茶し、丸奴さんと別れる。
事務所で新着本の入力をしていると鼻水が止まらなくなってきた。これは鼻風邪をひいたかな。
今日は知り合いからショックな電話もあったことだし、熱でもだすとイヤだから早めに休むことにする。
本日のメシ サラダ、パン 夜・肉豆腐、水菜のお浸し、やまおものすりおろし、ナスとピーマンの生姜焼き、みそ汁、飯1膳半
by torokitao
| 2005-09-16 07:31
| 日記