杉並北尾堂店主・北尾トロの日記を公開


by torokitao
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<   2009年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

2.22-3.02

2.22
思うところあり、タバコを休むことにする。
一日に20〜25本吸う人間なので、
禁煙だとプレッシャーがキツくてすぐやめそう。
だから、休煙ってことで。
具体的には減煙していって、フェードアウトできれば良しとする。
16歳で喫煙開始してから、こういうことを考えるのは初めて。
とかいいつつ、本日は5本吸う。
うーむ。
困った、じつにうまい。

終日、仕事場と家で原稿書き。

本日の食事
朝 りんご 
昼 肉まん
夜 カニ鍋、仕上げに雑炊

2.24
午後、和田さん来訪して「クワランカカフェ」。農業問題などを話し合う。
法廷イラスト仕上げて送付し、四谷「ロン」へ。
文庫を担当してもらっている文春池延さんに、カンゴロー氏を紹介。
象問題など、ごにょごにょと話し合う。
カンゴローは先に帰り、「ぶらぶらヂンヂン古書の旅」文庫化の相談。
時刻はもう夕暮れ時である。
だが、この頃から猛烈に、頭の中を魚肉ソーセージが駆け巡るようになってしまった。
魚肉ソーセージを焼き、ビール飲みつつ食いたいと、なぜか切実に思ったのである。
そうなるともうダメで、魚肉ソーセージを食わせる店があるかと考えてみてもあるはずはなく。
結局、食事時にもかかわらず池延さんをお誘いすることもなく別れてしまった。
申し訳ない。申し訳ないが、魚肉ソーセージだからな。
たとえ食べさせる店があり、「池延さん魚肉ソーセージでもどうです」と
誘ったとしても、彼女、困るだろう。
困るが、担当者として「なぜ魚肉」という顔もできず
「あ、いいですね」と答えるかもしれない。
「私、チープな味も好きなんです」なんてな。
それも気の毒である。
「なんだ、池延さんは魚肉ソーセージ好きなんだ」と喜ぶぼくは、ことあるごとにその店に誘うことになりかねない。
「打ち合わせ、ソーセージ食べながらやりましょう」とか。
すると、流れからして断るわけにもいかない池延さんはどんどん追いつめられて行き、ついには北尾担当を降りる決断をするかもしれない。
「魚肉ソーセージの匂いに耐えられませんでした」

帰り、コンビニで買って帰り、わくわくしながら油で焼いて食べた。
ん?
どうってことなかった。

本日の喫煙
9本吸ってしまう。
そのうち6本が人と話をしているとき。
わかりやすい課題である。
タバコくわえる暇もないほど話に夢中になるか
ここは法廷だと思って過ごすかすれば
回避できる理屈だ。
問題は、話に夢中になると無意識に
タバコをくわえる習性があることと、
喫茶店はどんなに自己暗示をかけても法廷じゃないことだけである。

本日の食事
朝 塩サバ 小松菜と油揚げの煮浸し おしんこ みそ汁 飯一膳半 
昼 のりまきなど差し入れ
夜 ソーセージと缶ビール

2.25
土曜日に結婚式があるので、丸井に立ち寄る。
驚くほどすいてるのは平日午前だからか。
1時大塚。某取材。
M氏と打ち合わせし、西荻に寄ってから、また丸井。
鍋の材料など買って帰宅。

その後、仕事。「オレキバ」を朝の5時まで。

本日の喫煙
9本。

本日の食事
朝 スープ パン 
昼 バンバンジー もやし炒め卵のせ 麺、炒飯(大塚の中華店)
夜 刺身、牡蠣鍋、野菜の和え物、飯一膳

2.26
午後、表参道の古書日月堂。
久しぶりに店主の佐藤さんと話す。
買ったのは1冊。昔の日本家屋の間取り満載の本。4000円。

その足で木村デザイン事務所へ。
「オレキバ」2号レイアウト入れをやって表へ。
場所が分からず、今日もオヨヨ書林新店舗へはいけず。

本日の喫煙
9本。2ケタだけは阻止

本日の食事
朝 だしまき卵 煮物 めかぶ みそ汁 新香 飯一膳 
昼 天ぷらうどん(西荻「富士そば」)
夜 海鮮カレーライス サラダ

2.27
4時半起き。コーヒー。
暗い中を国分寺まで歩き、中央線で東京駅。6時台ののぞみに
乗ると、ラジオライフ小菅氏が眠そうな顔で先に乗っていた。
本日の車中の友は太宰治の「きりぎりす」。
名古屋で近鉄特急に乗り換えて宇治山田下車。車中うとうと。
雨の中、レンタカーで取材先へ向かう。

連載してる「超越大陸」、今回は19年がかりで1/23モデルの姫路城を
作ってしまった方。ひっきりなしに見学者が訪れるのも納得の、
随所にこだわりが光る仕上がりである。
このために土地を買い、トータル1800万円かけているのだ。
素晴らしいアホさである。
タイトルはもう決まったね。『姫路城に恋した男』でいきたい。

伊勢に寄り、食事後、赤福本店で休憩。
ここ、去年も一昨年もきてる。通算だと10回以上にはなるか。
いつきても五十鈴川の眺めがいいなと思う。そして、うまい。

行きと逆コースで帰京。
のぞみでずっと雑談してた。
小菅氏の、金を貯めたいけど貯まらない話がおもしろい。
アキバに取材に行く働き者の彼と別れて、ぼくは帰宅。
食後、明日の荷造りなど。アクビが止まらない。

本日の喫煙
7本

本日の食事
朝 
昼 伊勢うどん てこね寿司 吸い物(伊勢にて)
夜 豚肉と白菜のカンタン鍋 さば きりぼし大根 飯一膳半

2.28-3.02
従兄弟の結婚式に出席のため門司港に帰省。
「のぞみ」にて娘と二人旅である。
2日目は船で下関の唐戸市場まで行ったりして楽しかったが、
体調が下降気味でへろへろに疲れた。

2日の食事
朝 パン、りんご 
昼 おにぎり(新幹線車内)
夜 シチュー、ライス
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by torokitao | 2009-03-16 23:24 | 日記

日記2.11-2.20

2.11
9時前に「本の家」の畳部屋(子供の本の部屋)で目覚める。
夜明け頃に何度か目が覚めたけど、寒さは感じなかった。
ふとんを片付け、歯を磨いて洗顔し、着替えてコーヒーを飲む。
メールチェックまでしたら、もう開店時間の10時だ。
外はすでに大勢の人がダルマ市にきている。

今日はブックフェスのスタッフ募集チラシをくばることになっており、開店直後に東くんとれをチャンがきてくれて、勢い良く飛び出していった。ふたりは最若手の高校生スタッフなのだ。
10時半になると店が混み始めた。冷やかし客も多いが、コーヒーを飲んだり古本を買ってくれる人もいて、てんてこ舞の忙しさに。茅野から読者の方がわざわざ会いにきてくれ、諏訪からは古本好きオヤジが長時間滞在。あとはだいたい地元だと思う。
北原さんや二井内さんらフェススタッフも顔を見せる。二井内さんは6時半起きで千葉からきてくれ、温泉にも入って4時のバスで帰京。
忙しさは5時まで続き、来店数は100人を突破。文庫中心で高い本はめったに売れなかったけど、80冊くらいは動いたか。コーヒーも20杯以上作った。
たまの店番で、動き方の要領が悪いんだな、チャイとか苦労した。
合間を見て値付け、買取などもあり、時間の経つのを忘れてしまう。
結局、店を開けることはできず、ダルマ市の様子はよくわからないままだったが、黄色いだるまが珍しくて購入(1500円なり)。

7時に店を閉め、仕事の態勢に。キッチンにあったインスタントのミソラーメンを作ってひとりで食べてから、広い店内の好きな席に陣取って資料を広げ、ダ・ヴィンチの「トロイカ学習帳」を書き始める。
いつもとちょっと違う環境で悪くない。これはこれでおもしろい。
だけどすぐ、山田風太郎の「コレデオシマイ」に手を出す。まわりは本だらけ、誘惑だらけ。だもんで、10分書いては20分読み、の繰り返しになるのは避けられないのだった。

12時を回って、こりゃイカンと本を棚に戻し、やっとこさ原稿に集中。

本日の食事
朝 
昼 差し入れのお好み焼きとフランクフルト(どっちも縁日の屋台のもの)
夜 ミソラーメン

2.12
徹夜。
明け方に原稿があがり、送信してから、眠らないように気をつける。
眠らないためには座らないことだ。
自分たちの店なのに、古本を立ち読みしてバスの時刻を待つ。
午前8時前の新宿行きに乗り、やっと目を閉じるが、うとうとする程度で熟睡はできなかった。11時半頃到着。
足がだるいのでそのまま帰りたかったが、相方からデル・トロのゲバラを見ようとメールがあったので、いったん仕事場。
ところがその後、やっぱり時間の都合で無理と連絡が入り、流れる。
なので西荻の眼鏡屋で、メガネを作ることにした。
遠視と乱視と老眼があるというので、このさいメガネ男になったらどうですかと
言われ、首の凝りもひどいので、そうすることにした。
1週間後から、メガネ人生だ。
「で、いくら?」
「レンズとフレームで6万円ですね」
「……銀行行ってきていいすか」
空腹を覚え、食事してから帰宅。
シャワーを浴びたら急激に眠くなり、5時頃に寝床へ。

……目覚めたら深夜1時だったよ。

本日の食事
朝 サンドイッチ(双葉SA)
昼 肉野菜炒め定食と餃子(西荻「日高屋」)
夜 

2.13
朝5時まで起きていたけど何もせず。また寝て8時半に起きる。
はぁ〜。
仕事場でも何もせず。
鉄人社の竹内君がきて写真撮られたくらい。
ダレてんなぁ〜、2月。
リミットを考えると、明日から待ったなしで書きまくらなきゃな。
毎日同じようなことを考えて、今日も寝るのだ。

しかしオリンピック、やだなあ。
東京開催、実現しませんようにと本気で祈ってる。
(いまさら東京でやる意味がこれっぽっちも見いだせない)
2016年だろ、もし開催が決まったなら、それまでに
東京を離れるしかないな。それもまた面白しだ。

本日の食事
朝 カブと海老のマスタード和え、炒り卵、パン
昼 
夜 寿司、みそ汁、高遠でいただいた漬け物

2.14
姪の誕生日。19歳。そりゃこっちが歳を取るわけだ。

午後2時、仕事間に高遠ブックフェス東京組が集まり、顔合わせミーティング。
西浦さん、中林さんカップル、二井内さんと本の家スタッフ3人、計7名。
東京組の役割としては宣伝、出展先さがしあたりが主となる。
細かい心配よりも先へ向かうエネルギーが勝っているのが心強い。
夕方までアレコレ話し合い、6時頃に解散。

その後原稿書き。コラム1本やってから帰宅する。
だんだんと気力が出てきた。
明日からは一日2本ペースが必須。早起きと決め、時計を朝5時半に合わせる。
日付が変わる頃に就寝。

本日の食事
朝 ポトフ(2杯)、パン
昼 
夜 キムチ野菜うどん

2.16
仕事場に「コミックバンチ」編集久永氏と、マンガ家の
マキヒロチ嬢来訪。裁判員制度をテーマにルポマンガみたいなものを
作るとかで、参考になるかどうかわからないけど、いろいろ話す。
マキさんは華奢なのに名刺のイラストは太っているので
「なんでこの絵?」と聞くと、前は太っていたと言う。
だとすると相当絞ったことになる。が、考えてみりゃマンガ家の
名刺なのであり、描く作品のキャラクターだと考えるのが自然だ。
失礼なことをしてしまったかもしれない。
マキヒロチで検索するとご本人のブログがあったが、そのあたりは
よくわからなかった。

霞流一さんが選んだニュースネタを「オレキバ」コラムに使わせて
もらえるよう依頼の電話。快諾を得る。

帰ろうと、8時頃に仕事場を出ると思い切り寒い。
富士そばであったまってから電車に乗ったが、車内でふと、ぼくは金使わんなあと思った。とくに使うことがなければ、タバコと飲み物くらいしか買わない。飯も富士そばで満足してるようじゃ安上がりもいいところ。
だけど金は出て行くものらしく、いつのまにやらなくなるのだな。
なにしろ使った覚えもないのになくなるのだからびっくりする。
この不思議には以前も気づいたことがあるのだが、そのときは
金があると馬券を買い、当たると即座に適当に使い倒すためと判明し、
なるほどそうかと思った。いまは本当にわからないのだ。生きている
だけでそれなりの金が出て行く仕組みになっているのかな。
ひとつ思い浮かぶのは面倒くさくてめったに銀行へ行かないからかな~
ということだが、たまに行くとまとめて引き出すので違うだろう。
それに、そっちのほうは相方が精力的にやっているようだ。
なお、相方が引き出した金を何に使っているかは不明。
ザル体質なのでどこかにタメ込んでいることはまず考えられない。
我が家のブラックボックスである。

昨日、公園までウォーキングし、今夜は駅から家までジョギング。
息が切れるし、寒くて耳が痛くなるので、どうしても休み休みになる。
すっかりカラダが元に戻ってしまったのだと痛感。

本日の食事
朝 小松菜と油揚げの煮浸し 海苔 そぼろ飯 みそ汁 りんご
昼 朝の残りの そぼろ飯 みそ汁
夜 月見うどん(西荻「富士そば」)

2.17
昨日書いた、なぜか金がない理由のひとつが今朝わかった。
続々と通販の荷物が現金引き換えで届いたのだ。
頼んだのは相方だが家にはぼくしかいない。金はぼくのサイフから出て行き、もう戻ってはこない。
さらに高遠へ行く荷造りをしていてもうひとつ理由がわかった。
郵便局の荷物預かりが出てきたのだが、よく見ると現金書留と書いてある。
送り主は小さな版元。原稿料だろう。
でも預かり期日はとうに過ぎている。
それで思い出したが、去年の夏に原稿量が小切手で送られてきたことがあった。あれはどこへしまっただろう。換金した覚えはないが。

はぁ〜。嫌になるねえ……。

中央高速日野のバス停から駒ヶ根行きに乗車。偶然、李さんも同じバス。
伊那市駅で斉木さんに拾ってもらい、暮らしと建築社の事務所兼住居まで行く。ブックフェスのミーティング。
この家が感じのいい平屋の木造住宅で、建築家夫妻のメガネにかなったくらいだからそれは当然としても、いつか自分が住みたいようなところなのだ。
ミーティングには9人が参加。湯豆腐などごちそうになり、なごやかムード。

10時、さくらホテルにチェックイン。風呂は10時半までなので明日の朝まわしとし、しこしこ原稿を書く。
テレビをまったくつけないのも悔しいので、深夜1時半につけるとBSでアメフトのスーパーボウルをやっていた。もう今日は疲れたので、ふとんにもぐりこんで見る。
バスケなら良かったがなあ。いつの間にか夢の中だった。

本日の食事
朝 塩ジャケ 卵とじ 納豆 みそ汁 飯一膳
昼 パン2個
夜 湯豆腐など、ホテルでコンビニ購入の寿司

2.18
美篶堂に伺い、製本ワークショップの開催をお願いする。
5月と、8月のブックフェスの2回。これはいい催しになりそうだ。
「本の家」スタッフとファミレスで打ち合わせをしてから新宿行きのバスで帰京。バス内ではインタビューテープを聴く。
日野で降りてモノレール、立川から中央線のコースで自宅へ。

買ってきたほうとううどんで晩飯。明日からの決戦に備え、早めに寝る。

本日の食事
朝 宿の朝食バイキング
昼 
夜 ほうとう鍋 味噌田楽 根みつばの和え物

2.19
娘を送り、仕事場に行き、帰宅後は屋根裏にこもり。
原稿4本。
誰も言ってくれんから自分で言う。今日は珍しくよくやった。
予定からすれば、これでも足りないのだけど、夕方からメガネ男になって違和感があるので、もうこれ以上はという気分だ。
遠視、乱視、老眼対応のレンズなんだが、視点が切り替わるときに一瞬、焦点がぶれるのが気持ち悪い。だんだん慣れると言われたけど、それって視力が鈍くなるってことなのでは。

星島被告、無期懲役。
そうだろうな。
裁判員裁判だったら、どうだろう。星島を殺せとなるのだろうか。

本日の食事
朝 オムレツ、りんご、パン
昼 
夜 カツ重とそばのセット(西荻「大松庵」)

2.20
やりたいことが、いくつかはっきりある。
欲しいものも、いくつかある。
書きたいことも、以下同文。
あれとあれと、なんて考えてて、自分は掘り下げるタイプの
書き手ではないなと思い続けていたのは、少し違うかも知れないと
考えるようになってきた。変化してきた。
前は、広場があって、ポコポコ穴をあけていて、残った土地は少なくなって
いるのに、穴と穴の間を掘って行くイメージだったんだ。
だけど、たぶんそれは違う。
広場の土地はもう全部、いったん掘られて、いまは1メートルくらい陥没した
土地の上にいる。掘ったつもりの穴が繋がって平面化したそこはまた別の広場。
1メートル掘らないとわからない地層が見えている。そういうイメージだ。
もちろん自分だけに見えてる(錯覚?)映像です。はい。
以上、覚え書きでした。

昼から仕事場。地味に仕事。
ダヴィンチのゲラ、鉄人社竹内君きて撮影。
あとは原稿3本で2万字強。必死だ。

朝6時までやり、床で仮眠1時間。
へろへろで帰宅する。

本日の食事
朝 牡蠣とブロッコリの炒めたもの シャケ 卵焼き みそ汁 飯一膳
昼 
夜 コンビニのサンドイッチとパン
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by torokitao | 2009-03-16 20:13 | 日記

第30回西荻ブックマーク

第30回西荻ブックマーク
ダークサイド・オブ・ザ・探偵小説 昭和20年代編
-雑誌「妖奇」をめぐって-
(出演:山前譲)
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山前譲(やままえ・ゆずる)
1956年北海道生まれ。推理小説評論家、アンソロジスト。文庫解説や書誌研究著作も多数。2003年『幻影の蔵』にて第56回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。

昭和20年8月15日の終戦後、探偵小説は復活する。その象徴的作品は翌年の『宝石』に連載された横溝正史「本陣殺人事件」だが、戦前派作家よりも、山田風太郎、島田一男、香山滋、高木彬光ら新人の登場が華々しい。また、センカ紙本で探偵小説が次々と刊行され、無名作家の怪作が乱舞した。だが、出版不況であっという間に、怪しげな新人は消え去っていく。そして昭和30年代初頭、推理小説ブームが訪れ、探偵小説は過去のものとなる。 そんな昭和20年代の荒波のなかでどっこいしぶとく生き残っていたのが、『妖奇』作家だ。昭和22年に創刊され、当時の探偵雑誌が『宝石』以外、次々と廃刊となる中で、『妖奇』は昭和28年までちゃんと月刊で刊行された。最初は名作再録が中心だったが、やがて無名作家のとんでもない作品が紙面を飾っていく。 尾久木弾歩、香山風太郎、華村タマ子、東禅寺明、覆面作家・・・・・・まさに怪しく奇怪な探偵小説満載の雑誌から、探偵小説界のダークサイドを垣間見る。


会場 スタジオマーレ 杉並区松庵3-41-1
開場 16:30/ 開演 17:00
料金 1,500円(会場でお支払いください)

予約は西荻ブックマーク実行委員会のサイトよりお願いします
 http://neko2.net/nbm/

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by torokitao | 2009-03-10 16:36 | 仕事関連

この裁判がすごい

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3月後半に「この裁判がすごい」というムックが鉄人社から発売される。
長らく『裏モノjapan』編集長を務めてきた編集オガタが
立ち上げたノンフィクションシリーズ第1弾である。

北尾トロ責任編集、となっている。
なんだかすごいことだ。
こういう出版物を見るたびに、責任編集って何だと
思い続けてきたのだが。
答えがさっぱりわからないまま、出ることになりそうだ。
原稿いろいろ書いてます。
見かけたらひとつヨロシクだす。
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by torokitao | 2009-03-06 22:46 | 仕事関連