杉並北尾堂店主・北尾トロの日記を公開


by torokitao
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日記10.01~10.05

10.01
朝、窓を開けっ放しにしていたら、2匹の猫が外に出てしまった。
モーはすぐつかまえたが、スーはデッキ下に潜り込んで出てこない。
1時間ほどあれこれやってあきらめ、メモを残して家を出る。

「モウラ」原稿にかかっていると、「モウラ」担当の宮坂君から電話で、
これから激励にくるという。なんだそりゃ。
宮坂君と豆大福食いながら雑談(仕事しろ!)。そしてなぜか一緒に東京地裁へ。
昨日の判決。
5-10年という幅を持たせた判決だった。少年犯罪ならではの処遇のようだ。

戻って「モウラ」続きを9時まで。
帰宅した後も宮坂君が本日中のアップをあきらめないので、しぶしぶ深夜まで屋根裏にこもる。3時にやっと完成。

スーは午後2時頃、ようやく戻ってきたらしい。外出時間のほとんどは
デッキ下でうずくまって過ごしたようだ。それでも久々の“土”の感触が
気持よかったのか、ささやかな冒険の余韻を噛みしめているのか、ご機嫌な様子。
ストレス発散にはなったみたいだ。

本日の食事
 朝  ゴーヤチャーハン
 昼  肉まん、カレーまん
 夜  シチュー、ライス

10.02
睡眠不足。
娘を幼稚園に送り、いったん戻って相方を乗せ仕事場まで。
税理士ワカバヤシ氏がきて、ランブリン経理関係の説明、相談。給与を
決めないといけませんとかそういうの。

昼食後、ダヴィンチ取材の準備など。ついでに読書、あと高遠行きのレンタカー、宿の手配も済ませて駅に向かう。
池袋経由で江古田の先まで行き、編集i、日高トモキチ、カメラの原田氏と落ち合う。
1軒目の取材を終えたところでちょいと古本屋に寄り道。店名の出ていないなぞの店である。
店内は脚の踏み場もなく、胸沸き踊る状態。4冊ほど買う。
『藤沢周平読本』『良心の歴史をつくりたい〜暴力支配•全面ロックアウトと闘う報知系三単組』『フランク・ロイド・ライト』『東京ミキサー計画』
計2100円のところ2000円にまけてくれた。
なかで『良心の歴史をつくりたい〜暴力支配•全面ロックアウトと闘う報知系三単組』は報知新聞社の労組が会社と闘った記録冊子。
折られた鼻に絆創膏、眼に眼帯姿の表紙写真がすばらしい迫力で即買だった。

世田谷線の若林、小田急線代々木上原と移動。ダヴィンチ取材を頑張って終わらせた。
空きっ腹を抱えて入った薩摩料理の店がうまくて、ついつい長居してしまう。

西荻に戻ってクルマで帰宅。駐車代2600円は無駄だのう。

風呂に飛び込み、肩凝りをなだめてから寝る。

本日の食事
 朝  
 昼  中華風カレー@西荻「クワランカカフェ」
 夜  地鶏のタタキ、サンマ、ブリ刺、黒豚しゃぶしゃぶなど@代々木上原(店名失念)

10.03
昼と夜に来客。
昼は朝日新聞出版の国東氏。
食事しながらこのところ考えている企画の話など少し。
以前から何かやろうと話をしていて、その何かがなかなか具体化しなかったんだけれど、
即決の勢い。まだ内容が固まっていないんだが、案外いい方向に転がっていきそうな感じである。
こういうのってタイミングだよなあ。
今回おもいついた企画というのは、たぶんほうっておいても書き始めてしまうたぐいのもので、どの媒体に書くとか、どこから本にしたいなんてことは頭にない。
でもこの企画の商品価値というか、おもしろいかどうかについては誰かに意見を聞きたい気持ちもある。それは極端にいえば、プロであればどこの編集者でもいい。
国東氏に話したというのは、思いついてから最初に会おうと連絡がきた書籍編集者だからで、まぁ偶然みたいなもんなのだ。
そう考えると、頭の中で渦を巻いていた企画の行き先がこのように決まって行くことがとてもおもしろく思えてくる。ひとつ来年の楽しみが増えた。

夜はオークラ出版の三田君と数年ぶりに再会。
三田君は一滴も飲まないので食事ー喫茶店「どんぐり舍」のコース。
しかし酒などなくても話は弾み、気がつけば11時をまわっていた。
ぼくくは彼がバウハウスにいたとき「ゴクウ」というエロ雑誌で風俗嬢のインタビュー連載をさせてもらったことがある。
この連載に関しては風俗にまるで詳しくないこと、客の目線に立てないことも災いし、いま思えば出来が良くなかったものなので特に記すこともないが、自分のダメなところ、インタビュアーとしての限界を知ることができたという点で貴重だった。
つまり、まわりくどい言い方になるが世話になった。
彼の多忙な現状(充実感とは別の)を聞くにつけ、なんか力になれんかなーなどと考える次第である。

0時過ぎに帰宅。

本日のメシ
朝 りんご、サンドイッチ
昼 パスタのランチ@西荻「エルボンヴィーノ」
夜 四川風水餃子、スープ、鳥蒸し焼きほか@西荻「満腹飯店」

10.04
陸トレ少しやるも根気なくすぐに根を上げる。
11時、浦和パルコ着。今日は法テラス主催のトークイベントである。
1時半から3時頃まで、なんやかやと話をする。
会場には来春イベント参加することになっている葛西図書館の方や文春の森氏などの姿が。終わって挨拶などし、森氏とパルコの喫煙ルーム。
こんなとこでくっちゃべっているのも冴えないので、駅前のドトールに場所を変えてランニング話を皮切りによもやま話。気がついたら6時とかなってて驚く。

武蔵野線で帰宅。イベント時特有の鈍い疲れがあり、何もする気になれない。
あきらめて早々に寝る。

本日のメシ
朝 けんちん汁、飯半膳
昼 イベント主催者が準備してくれた弁当
夜 豚肉とキャベツ、ニンジンの蒸しもの、きりぼし大根、みそ汁、飯2膳

10.05
7時には起床したが今日は相方が幼稚園のバザーで早く出かけて娘の世話をしなければならないので陸トレができない。
娘は7時半に起きてきて、ぼくが主夫の日だと知るとややがっかりした様子だったが、すぐに気持ちを切り替えて「遊ぼう、遊ぼう」攻撃を開始した。
東久留米まで相方を送り、戻ってきてから路上にチョークで絵を描く遊び、ピアノのオモチャ遊び、お絵描き、おうた、料理ごっこなど、休む間もなく参加させられる。
しかもそのあいだ娘はずっと喋っているか歌っているかで静寂はまったくない。
唯一の休憩は喫煙時なのだが、それとて半分も吸わないうちに呼びにくるのでまったくおちつけないのだ。
そんなわかりきったことをと思われそうだが、つい1週間ほど前と比べても4歳児なりに会話能力がアップしており、適当にあしらえるものと油断していた。うまくあしらって原稿書きでもともくろんでいたのだ。

昼からは外出。西荻デニーズで食事の後、仕事場へ。
打ち合わせの場に娘が同席。こういうことは避けたいと思い続けてきたが、ついにやってしまった。
来訪者はダヴィンチの飯田、岩橋嬢で、相手が女性であることから娘は
人見知りもせず、すぐに応接台に絵の具とコピーの裏紙を広げ、ふたりを
相手に絵を描き始めた。
用件というのはダヴィンチでの連載の中から選んだものをまとめて文庫に
しようという話。
今日はその掲載原稿選びやタイトル案、装丁、解説など、重要な話し合いが行われる日である。
しかし、そういう緊張感は娘の出現でどこかへ吹き飛び、飯田も岩橋も
「遊ぼうね〜」などと笑顔を降りまきつつ、ときどきこっちを鋭い目で見る、といった展開になってしまった。
娘が絶好調。飯田と岩橋も巧みに子供の心をつかみ、なおかつ文庫の話も手を抜かない。
1時半からのミーティングが終わったのは5時頃。予定の倍の時間がかかってしまい、またも大幅にこのあとのやりくりを修正しなければならない。

ぐわ。そんなところに相方から財布を忘れたとのメールが。
ぬふぅ。しゃあない、迎えにいくしかない。
あせって運転する後部シートでは娘が眠って体力を回復中だ。
相方をピックアップし、自宅へ。
すぐ財布(免許証)取って国分寺駅そばのレンタカー屋へ。
明日は高遠。すぐにでも仕事場へ行き、本を積み込みたい。
んが、ここで雨がシトシトと。
いかん、これでは本が濡れる。明日でも同じかもしれないが、ここは明日の朝まわしにするのが大人の対応というべきだろう。
ということでようやく帰宅すると体力回復した娘が大騒ぎしている。
こちとらの食欲はゼロ。夕食をパスし、ごろんと横になりたいなあと考えていて、明日から3連チャンで締め切りがあることを思い出した。ぐがぁ!

週刊文春……取材が済んでない(今日の午前か夕方かにやるつもりであった)
裏モノジャパン……イラストを描いていない。原稿はなんとかなるとしても絵はなあ。
ラジオライフ……テープ起こしがまだである。
高遠……インタビュー取材2件受ける。搬入手伝い、陸トレとテニスもやる。

大ピンチではないか。
パニクるな! こういうときはどっしり構えなければ。
眠くてたまらない頭で対応策を考えてみた。優先順位をつけてみよう。
1.まず寝る。
2.深夜むっくり起きて文春取材を敢行する。
3.事故りたくないのでまた寝る。
4.高遠での仕事をする合間にイラストを描き、速達で送る
5.宿泊のホテルで死ぬ気でキーボードを叩く
6.事故んないように帰京する

う〜ん、なんとかなりそうな気がしてきたぞ。綱渡りなら慣れている。

本日のメシ
朝 スクランブルエッグとキャベツ、トースト、りんご
昼 カツ丼とうどんのセット@西荻『デニーズ』
夜 
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by torokitao | 2008-10-12 01:02