杉並北尾堂店主・北尾トロの日記を公開


by torokitao
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3.25-26 他に能がない

3.26
 明日から忙しくなることが見えているので、ずっと休んでなくて疲れたので、休養日。
 
本日のメシ 朝・ベーコンと野菜の炒め物、パン 昼・やきうどん おやつ・ピザ、エスカルゴ 夜食・おろしそば

3.25
 古本屋を名乗ってはいるが、ぼくの職業はフリーライターだ。他に取り柄のない人間である。生活を支えるために必要な金は文章を書いて得るしかない。
 40歳を過ぎた頃、自分は社会でどういう立場なのか知りたくて職安にいってみたことがある。係の人に見事に冷たくされ、いくつか応募はしてみたがすべて断られ、いよいよ文章を書くしかないのだなと思い知らされた。
 同業者の中には紙媒体よりネットだという人も多数いる。ぼくはそういうことには関心が薄い。紙であれネットであれ、書いて発表できて金がもらえることが大事だ。自らメディアを作ったりして、そこから得られる収入で暮らすというのは魅力的に思えるが、そのためには実務的な能力が不可欠であり、とてもじゃないが書くしか能がない人間にできることではないだろう。書くことだってなんとかオマンマが食べられる程度ってレベルなんだから(好きなことやっていられていいねえ、とうらやましがられることがあるけど、そんなカッコイイもんじゃないっす)。
 
 そういうことなら、本が好きだし、ずっと本に関わっていきたいと思い、いまに至る。「本」でどこまで遊べるかがぼくのテーマになったのだ。そのために古本屋になったわけではないのだが、結果的には古本屋を始めたことがきっかけで、いくつものおもしろい経験をすることができている。
 古本屋に「杉並北尾堂」という屋号をつけたおかげでなんだか地元に愛着が生まれ、「西荻丼」というタウンペーパーを始め、それがNPO法人設立に繋がった。
 パルコの古書イベントをプロデュースするうちに古書だけではなく「本屋」への関心が高まり、本屋の取材をするようになり、「本屋」と「古本屋」が融合できるカタチを考えるようになって「新世紀書店」というイベントを実施。その経過がもうじき本になる。
 そして今度は「地元」+「本」ってことで、5月から「西荻ブックマーク」なるイベントがスタートする。月に一度の開催で、作家のトークや、ワークショップを長く続けていこうというものである。斬新なところは狙わず、地域のメンバーが中心になって、本好きが関心を持つ催しをやる。書店主催の事業でもなく、本好きの有志による運営であるところが気に入っている。
 個人的には、古本屋を始めた頃からやりたいやりたいと思っていて、いまだ実現していない「古本旅」を、今年はやろうと決めた。すでに九州-岡山(倉敷)にいったけど、楽しいもんなあ。
 こうしたことを純粋に趣味としてやるのもいいが、ぼくの場合は最初に書いたように文章書きとリンクしないと食べていけない。だから遊んで書いてまた遊ぶ、というサイクルになる。それに専念すればいいんだろうが「本」以外にも書きたいことはあるから、なんだかんだでバタバタする毎日になっている。
 
 前置き長いね。
 
 今日は西荻丼第8号の配布日。相方外出のため子連れで参加である。
 スタッフ8名で配布後、「ぷあん」で食事。和気あいあいのなか、オムツを代えるワタクシであった。
 サンジェルマンのイート・インコーナーでお茶しているうちに相方戻り、バトンタッチ。
 
 夜、プリシラ祭第3夜。
 ぼくの仕事場が楽屋なので、佐藤わこさんとゲストのイイダアリコさんがやってきた。かいがいしくお茶いれたりしてナ。
 朗読はいい雰囲気の中で行われ、最期までダレることなく終了。成功に終わってよかったよかった。
 たまには早く帰らなくちゃなと徒歩で帰宅。
 
本日のメシ 朝・野菜・ベーコンの炒め物とパン 昼・「ぷあん」で麺もの 
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by torokitao | 2006-03-27 13:10 | 日記