杉並北尾堂店主・北尾トロの日記を公開


by torokitao
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5.17-24

5.17
強風で庭のジューンベリーの木が揺れている。
午後、国立で過ごす。『国立本店』という本屋兼ギャラリーにブックフェスのチラシを置かせていただく。綾原江里さんという方のタイル画を見た。

高遠ではブックフェスの準備が加速している感じで、現地にいないぼくにはよくわからない情報やスタッフも増えてきた。こうならないとさばけないくらいやることがあるので、いい傾向と言えるだろう。

本日の食事
朝 シャケ ひじき煮物 みそ汁 飯一膳
昼 カレーのランチ(国立 シシュマハル)
夜 

5.18
国分寺駅で満員電車を1本やりすごしたのが間違い。東京地裁へつくと
すでに傍聴券の列は長く伸び、定員に達していた。今日のは先着順なので見ることができない。最終弁論なので進展などないけど、張り切っていただけに落胆激しい。
西荻でゲラ戻しなどして、午後はポット出版。
鉄とすず、2頭の犬が出迎えてくれた。
沢辺さん、那須さんと雑談しながら、企画の相談。ポットのWEBサイトで何か連載しないかという話である。

代々木駅まで歩いて戻る途中、ポットでいただいた同社最新刊『懺悔録』(沼正三)をどうしても読みたくなり、タイムという喫茶店に入る。
いや、この本は面白いわ。
国分寺まで戻り、またドトールにしけこんで読書続行。

たくさん歩いたせいか、今日は眠い。原稿は明日回しにして11時に就寝。
明日はうれしい出張買取。どんな本が待っているかのー

本日の食事
朝 サラダ、チーズ ハム フレンチトースト
昼 たちぐいうどん
夜 冷やし中華、茄子とひき肉の炒め物 漬け物



5.19
幼稚園送迎担当の日。
合間の時間に「モウラ」の書き出しだけやる。

迎えが終わって休む間もなく出張買取で荻窪まで。5年ぶりでHさん夫妻と顔を合わせる。このふたり、まったく老けないね。本も読書傾向を反映したもので、好きな人が見ればいろいろと欲しくなるようなラインナップだろう。なかに、ぼくのところで買ったという本も混じっていた。ぼくが売って、それが戻ってきて、また誰かの手に渡る、古本屋冥利に尽きるサイクルだ。

仕事場に5分寄り、家に帰る。一日クルマに乗っていた勘定だ。めずらしいことに1本の電話もかかってこず、こちらからかける時間もなかった。

深夜まで原稿。久々に夜更かし。モウラ、このところ3分割して1回の掲載分ずつ書くクセがついていたけど、今月は一発で書いてくれときつく言われているのだ。いまから始めないと寝る時間がなくなる。でも、なぜか1/3しか書けないのだった。

本日の食事
朝 肉野菜炒め 焼き鮭 卵焼き キュウリ入りちくわ もずく みそ汁 飯一膳
昼 タコス
夜 ネギ、ごぼうのピリ辛炒め 冷やしうどんなど

5.20
張り切って仕事場へ行くが、仕事はなかなかはかどらない。
気分転換に本棚の整理をしてたら、宅配便でどさっと200冊、『ばいぶる』の返本が届いた。サイズがでかいので、段ボール6箱半。重たいのなんの。
『ばいぶる』はおもしろい本だと思うのだけれど、営業的には失敗だった。北尾堂出版部、初の赤字本である。これまで赤字がなかったのが不思議なことなので、勉強代だとあきらめることにしよう。しかし、この在庫の山をどうしたものか……。

午後は「懺悔録」(沼正三 ポット出版)を読書。
巻末の未完小説をのぞくエッセイを読み切る。マゾヒスト沼正三のことをあまり知らなかったのにこれだけおもしろく読めるというのは、淡々と、正直に書かれた文章のためだろうか。

散歩がてら国分寺で古本屋2軒まわるも収穫なし。北口の某店は本が動いてないなあ。棚の雰囲気が変わると、たとえ売れてなくても鮮度が保てるのに。なんてな。人の振り見て我が振り直せってやつだ。「本の家」も気をつけよう。

本日の食事
朝 タコス
昼 
夜 ピリ辛そうめん こんにゃく炒め ネギなどの焼きもの

5.21
早起きするが仕事もせず屋根裏でボケー。目先の締め切りがないとサボりがちになる。のんびりしている余裕はないはずなのだが。

午前中、ドトールで一服してから仕事場。少し原稿。短いエッセイなので、かえって書きにくく、うまくまとまっていかない。いったん中断し、明日以降に回すことに。ブックフェス関連で何本か電話。
1時、コージーコーナーで報知新聞北野記者の取材を受ける。書評用とのことだが、本日施行された裁判員制度の話が中心だった。いつもと同じような話をする。話していても退屈なのだが、同じ質問をされれば、どうしてもこうなってしまう。
路地で撮影もして、1時間少々で終了。

疲れたのでソファにもたれて「日本ばちかん巡り」(山口文憲)を読む。新興宗教を取材したものだが、安易に否定も肯定もせず、それでいておもしろく書くのだから冴えているよなあ。

講談社宮坂君きて、オークションで競り落とした切手の写真撮影。
大量のクズ切手としか思えず、8割は即刻処分したい気がする。残りの2割は価値はともかく面白味があるから、うまく額装すれば売り物になりそうだ。コレクターでもないのに手数料と輸送費込みで2万円弱払ったのだから、古本屋としては、有効活用したいと考えてしまうのである。
雑談しているうちに企画の種を思いつき、これをカタチにする方法はないかと思案するも、これはというアイデアまではたどりつけず。
宿題だな。宿題だらけの人生だ。

宮坂君が引き揚げてから、ダヴィンチのゲラをざっと見た。日高トモキチ画伯のイラスト、もう完全に岩橋嬢とカメラのハラダ氏のキャラを確立してる。

本日の食事
朝 オムレツ パン
昼 サンドイッチ
夜 根曲り筍とエリンギ パスタ

5.22
角田光代さんに会う。
高遠ブックフェスの出演を依頼した。
本の町作りに力を貸して下さいという気持ちだ。
快く引き受けていただき、感謝である。

人にモノを頼むのは緊張する、ましてや多忙な作家へのイベント出演依頼であればなおさら。というわけで、ぐったり疲れた。
疲労回復のため書店に立ち寄り、「打ちのめされるようなすごい本」など文庫本を購入。
「グラン・トリノ」を見るには時間が合わないことがわかり、喫茶店にしけこんで1時間ほど、買ったばかりの本を読む。それから丸ノ内線に乗り、読み続けていたら乗り過ごしてしまったので、おもしろいところだったのでそのまま読み続けていたら終点の池袋に着いてしまった。いやはや。
山手線で新宿に出て、佐川氏と落ち合う。飯くってからヨドバシカメラで「本の家」用のパソコンを物色。よさげなのがあったが品切れのため、出直すことにした。

さらに二人で雑談しているとマラソンの話になり、今年こそ那覇マラソン完走を目指すには、強い動機とライバルが必要だということになった。
動機については、本を書くというわかりやすいものを思いつく。
タイトルはそうだな、『サルでも走れるフルマラソン』でどうだろう。
ライバルは募集中だ。
佐川、森、角田はもはやライバルではない。
彼らは速いし、すでに完走もしているからだ。
遅い、へばる、根性がない、3拍子揃った人材が欲しい。

本日の食事
朝 鳥そぼろ 卵 納豆 みそ汁 飯一膳
昼 コロッケパン
夜 鳥ささみ揚げのつけめん

5.23
終日自宅と周辺

5.24
朝イチで四谷3丁目。
凮月堂にてカンゴロー氏と会い、ヘイオンワイの写真データを受け取る。

ポスター撮影の話その他、雑談していたら「早く来い」と電話が。
仕事場に行くと、ブックフェス東京ミーティングのためすでに10人ほど人がいて満杯である。パーティーかと思ったよ。
議題がいろいろあり、意見も出し合って、今後の動き方の方向が決まっていく。
2時半になるとパラディ岩崎さん来訪。3時頃、ミーティング第1部終了し、
岩崎さんにブックフェス古書イベントの相談を持ちかける。

そうしてるとカナさんなどきて西荻ブックマークの準備のため会場の「マーレ」まで荷物を運ぶ。今日はスタッフでもある音羽館店主・広瀬さんによる古本屋話。
いったん戻って、斉木、李さんと食事兼打ち合わせ。これは「本の家」のこと。
ブックフェス準備に追われて店がおろそかになってるから、浮かれているわけにはいかないのだ。1年間で高遠の魅力を肌で感じ、伊那周辺のおもしろい人たちと知り合え、ブックフェスの実現に向けて動いているのは上出来だけれど、店の経営に関してだけは上出来とは言えない。

「マーレ」に戻り、休憩中にゲストの岡崎武志さんと立ち話。最後に高遠ブックフェスの宣伝もすればと気を使っていただく。ということで最後までいて、お客さんにhぅエスへの来場を呼びかけさせてもらった。

片付けをして仕事場に戻ると、斉木さんたち4人が打ち合わせ中。海外の本の町事情についての展示をどうするか。ぼくも加わってあれこれ相談する。
終わる頃には雷雨が激しくなり、仕事場を出られなくなってしまった。

小降りの隙を狙って駅まで早足で行く。国分寺からはタクシー。
帰宅10時すぎ。遅い夕食を食べ、一服したら12時だ。
今日は人当たりするほど大勢の人と話したなあ。
急激に睡魔が襲ってきた。

本日の食事
朝 ラタトュイユ サラダ パン
昼 タイ風ビーフンのランチ(西荻のタイ料理屋)
夜 アジの干物 漬け物 もやし炒め みそ汁 飯一膳
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by torokitao | 2009-06-15 06:37 | 日記