杉並北尾堂店主・北尾トロの日記を公開


by torokitao
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3.21-3.31

3.21
いい天気で、昼過ぎまでテラスでのんびり。
掃除もしたりさ。
3時、吉祥寺。ダヴィンチ岩橋嬢と待ち合わせ、書店経由で井の頭公園内の
カフェにて打ち合わせをする。
櫻はまだなのに公園内は人であふれんばかりだ。
打ち合わせはなかなか冴えたアイデアが出ず、長引く。こういう感じのときは
どうしてもマジメな企画になりがちで、しょーもないアイデアが出にくいのだ。
まあ、なんとかするしかないんだが。

7時前に帰宅し、明日の旅行の用意など雑務を片付ける。
ダヴィンチのゲラ、「日和」の短い原稿も。

本日の食事
朝 オープンサンド スープ
昼 パスタ
夜 チャーシュー れんこん 味噌田楽 とろろいも 海苔 白菜蒸し焼き 飯

3.22-24
 新幹線と特急「いなほ」を乗り継いで昼に鶴岡入り。
 雨の中を徒歩で15分ほど、阿部久書店までいく。今回の目的は文庫化される
『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』の追加原稿のための取材。去年からハマりにハマっている藤沢周平絡みで何か書きたいと思ったのである。阿部久書店は周平も資料探しに通った古書店で、2階にはかなりの量の古本があるという。
 まず店頭で3冊。そして2階にこもること1時間、4冊を抜き出した。阿部久書店は文学と鶴岡関連書が多く、册数こそ伸びなかったが、久しぶりに古本屋らしい古本屋にきて、目を皿にして書棚を見ることができ、満足である。
 2時間ほどの時間差で家族と合流。高速バスで月山口まで行き、志津温泉「つたや」に投宿。今回、動くのも面倒なのでここに2泊である。古本旅としては忸怩たるところもあるのだが、これまでになかった家族旅行+古本、を実現することが狙いでもあるので、家族サービスにも努めねばならないのだ。
「つたや」、いい宿であった。たぶん1年で最もヒマな時期で、宿泊客は初日が2組、2日目は我々だけである。温泉は循環だったものの風呂がいろいろあり、いつでも入れる。日本一の豪雪地域とあって外は雪世界(暖冬でも3メートル以上)。
 そして食事がもう抜群だった。こういう閉じ込められた環境で食事がまずいと最悪なんだが、逆である。海の幸を一切使わずに、山の幸と牛肉に徹底されている。
 女将をはじめ宿の人たちも感じがいい。2日目なんてやることがないからソリで遊んだり読書したり。携帯の電源も切ってた。
 ここはまたくるなあ。なんせ湯殿山が近い。西の熊野、東の湯殿といわれるだけあって、ホント魅力的なのだ。月山、羽黒山もあって、春から秋も良さそうだ。
 最終日は鶴岡に出て、寿司を食してから少し周平散歩。絵蝋燭の店など寄り、また「いなほ」→「MAXとき」で帰京する。

本日の食事
朝 宿の朝食
昼 寿司
夜 パンをかじる

3.25
 銀行で振込などすませ、午後から仕事場へ。
 奥秋編集長ほか、西荻丼のメンバーが集まっている。いいねえ。
 留守中に届いた郵便物をつぎつぎ開封。いやー送って下さるのは嬉しいのだが、
中も見ずにゴミと化すものも多くてまいる。
『裁判長!〜』コミック第6巻が間もなく発売ということで、1〜5巻がめでたく増刷。新潮文庫『怪しいお仕事』もしぶとく10刷。ありがたい。
 しかし仕事場が寒い。冬に逆戻りしたみたいだ。届いた単行本のゲラを抱えて早々に帰宅すると、途中から悪寒が。げ、また風邪引いたのかよ。
 大事を取り、午後8時にはふとんへ。藤沢周平『漆の実のみのる国』を最後まで読み、そのまま目をつぶる。たぶん10時前に就寝。
 
本日の食事
朝 スープ、サラダ、パン
昼 天ぷらうどん(西荻、富士そば)
夜 トマトソースのパスタ、サラダ

3.26
打ち合わせデー。
13時、朝日新聞出版国東氏きて、近くの「クワランカカフェ」で昼食兼
連載の相談。
17年におよぶ麻雀合宿の話をどこかでやれればと思っていたとき、国東さんが「くだらなくていいですねえ、書いて下さい」と言ったことから始まった企画なんだが、どう書いたらいものやらと思い悩むうちに、ぼくが19-20歳の頃に暮らしていた某学生寮の話を書く方向に変わってしまった。
これもまた、どうしようもなくくだらない、ぼんくら学生たちの話である。
他にもいろいろ雑談。国東さんは貪欲に「あれを朝日で本にできないか」「これは単行本は無理でも文庫をうちで」と迫ってくるのだった。ありがたいことだが、そう詰め寄られても困るし、何年も先の約束をいまからしてもしょうがないと思い、笑ってごまかす。
16時、文春森氏。
『裁判長!おもいっきり悩んでもいいすか〜裁判員制度想定問題集〜』の初校ゲラが出たので、表紙や帯も含め細かい点まで打ち合わせる。森さん、4月から『文学界』へ異動するので、これが書籍部としては最後の一冊になるとのこと。『文学界』では当分仕事の接点はなくなるだろうから、今後はマラソン仲間としてプライベートのつきあいができる。むっふっふ。
19時、週刊文春角田氏が西荻駅に到着。仕事場を出たところで、森氏が近所のギャラリーに寄りたいという。パペット人形が展示されているらしい。
で、ふたりしてギャラリーに入ると、作者の方がいて、どうぞ触って下さいというので糸を動かしたりして遊んでいるうち、森氏が「買います」と。異動記念に買うという。しかも展示されていた動物とかではなく、「カバが欲しい」とリクエスト。そうこうしているうちに、ついぼくが「オレなら象だな」と呟くと、それを勘違いしたらしき作者が店主に「あっという間に2体も売れて、すごいわ」と言っている。ん? オレも勘定に入ってる?
ということで、象の操り人形を買うことになった。
完全な乗せられ買いだが、木製の凝った作りで台付き4万2千円は安い。

その間、待たされっぱなしの角田氏がいささかムッとしながら立っている駅まで行き、3人で「ぷあん」へ。
11時半まで延々と雑談。
ぼくはどうも体調がまた下り坂で、帰宅後は寒気に襲われる。
 
本日の食事
朝 スープ、パン、サラダ
昼 シチューライス(西荻、クワランカカフェ)
夜 タイ料理各種(西荻、ぷあん)

3.27
ライターの和田さんにアドバイスされ、背中に湿布して寝てみた。
それで朝は調子がよく、鷹の台まで散歩にも行ったが、午後になるとみるみる気分が悪くなり、3時くらいから寝込む。
晩飯後も冴えず、10時には湿布はって寝る。

本日の食事
朝 アジの一夜干し 漬け物 出汁まき卵 おかゆ
昼 カレー チキン モモ サラダ ナン(鷹の台、カフェサンテ)
夜 そば

3.28
早朝に目覚め、ゲラ読みを進める。
3時から、地域の集まり。無事に班長を終了することができた。
地域の集まりってのも案外面白くて、何十年も前の舗装もされてなかった頃の
話を聞いたり、どんな人たちが住んでいるのか教えてもらったり。
今日も体調が下降線で、夕方一眠り。
夜も10時には休む。ノドが痛い。

本日の食事
朝 野菜 チキン トースト
昼 うどん
夜 豆腐と椎茸のあんかけ風 玉こんにゃく 椎茸ステーキ さつま揚げ 雑炊

3.29
9時に寝てんだもん、目覚めが早いのは当たり前で、今日は5時起き。
屋根裏篭り2時間。
9時半に京橋の三才ブックスへ。『超越大陸』の取材である。
喉が痛いのでうなづきマンに徹していたら、1時間でインタビューが完了してしまった。黙ってると早い、黙ってても話は進む、これは発見だなあ。

伊東屋でノートを買い、喫茶店で休憩してから阿佐ヶ谷へ。
善福寺川緑地公園は思ったより桜が咲き、天気もよくて気持ちがよかった。
夕方まで20名くらいでまったり過ごす。
「やつれた」「老けた」「男の更年期では」などさんざん言われる。

帰宅後は例によってぐったり。8時過ぎには寝床に入る。
そしたら3時に目覚めてしまい、いったんは起きたのだが、するべきことがないことに気がつき、また寝直した。

本日の食事
朝 りんご
昼 花見のごちそういろいろ
夜 

3.30
たぶん月山で雪遊びしたときだろう、唇が日焼けし、カサカサになり、
血が出たりして不細工なことになっている。
最後までのろわれた3月なのだった。
午後、新宿でKくんと久々に会う。太っていてびっくりする。
競馬についてレクチャーを受けたり資料をもらったり。

西荻。今野書店で新刊書をあさる。
文春森さんきて確認事項だけチェックすると風のように去って行った。
ということで、ぼくは冷え込む前に帰宅組。
早めに寝て、早朝に競馬エッセイ。文春ゲラの確認部分も見直す。

本日の食事
朝 りんご
昼 天丼(唇にしみてほぼ残す)
夜 大根ステーキ 豚キムチ少々 煮物 みそ汁 飯1膳

3.31
マスクつけて外出し、昼に西荻。
バイク便を待ち、ゲラを送る。
その後書店めぐりへ。
うーん、おもしろそうな本が少ないねえ。
今日は相方たちが不在なので、食料を買い出ししてから家に帰る。
つってもパンくらいしか喉を通って行かないんだが。
しばらく読書して、夕方から仮眠。11時に目覚め、あわてて猫に食事を
与える。すまんかったの。読書再開。

本日の食事
朝 筍と山菜の天ぷら 山芋とめかぶ みそ汁 混ぜご飯1膳半 
昼 ぶどうパン

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by torokitao | 2009-04-19 07:30 | 日記